ドーターメーカー 感想
総合評価 ☆☆☆ (3/5)
シナリオ ☆☆ (2/5)
キャラ ☆☆☆☆ (4/5)
CG ☆☆☆ (3/5)
音楽 ☆☆☆ (3/5)
エロ ☆☆☆☆☆ (5/5)
明らかに短すぎる色々惜しいゲーム。基本的には抜きゲーなのだが、篠のキャラや終盤の展開等単純な抜きゲーでは終わらない要素もある。ただその展開に対する肉付けが圧倒的に足りておらず、物語としては穴だらけ。
個人的には好きなタイプのゲームなのだが、良作とは言えない出来。
シナリオ
上記でも述べた通り圧倒的に描写不足。篠の復讐の動機や行動、性格等が展開から見ると無理があるように感じる。
特に主人公への愛情に悩む様な描写も無いので、実は復讐が目的だった、でも好きになってしまったという展開に置いていかれる。
抜きゲーにシナリオを求めるなよと言われそうだが、明らかに面白くなる要素があるのでどうしても気になってしまう所。
評価点
義理の娘、幼い少女を犯しているという背徳的雰囲気は良く出てる。薬の影響もあるが、明らかに暴走している主人公の性欲を受け止めさせられている様は幼い少女を犯しているという禁忌感を強く感じさせる。
また、立場が逆転して監禁調教されている展開になると、義理の娘にいいように弄ばれて犯されるという倒錯的な展開もある。
クスリで思考を奪われ、世話をされながら弄ばれる描写はたまらないものがある。
ヒロインである篠の二面性も魅力的な部分であると言える。確かに描写不足なのだが、気弱な少女が実は腹に一物抱えた女の子だったというのは非常に魅力的。
だからこそ、展開やキャラの動きに説得力を持たせる描写は欲しかったわけだが……。
CG
年代が年代なので古臭さは抜けない。ただ質自体は悪くないと思う。何個はアニメーション付いてるけど実はお察し、gifレベル。
エロ
個人的には満点つけてもいいかなというぐらい。テキストは結構えっちだと思う。展開というかヒロインの属性が好みなのでそこ込みの評価。
総評
勿体ない作品というのがピッタリの作品。不快な展開がある訳ではなく、ただただ量が足りていない。個人的には義理の娘とか監禁調教される展開の良さを教えてくれたいい作品だと思ってる。後茉莉に続いてコレなのでロミオのロリコン疑惑は僕の中で深まった