ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう 感想
総合評価 ☆☆☆☆ (4/5)
シナリオ ☆☆☆ (3/5)(シナリオ)
キャラ ☆☆☆☆☆ (5/5)
CG ☆☆☆☆☆ (5/5)
音楽 ☆☆☆☆ (4/5)
エロ ☆☆☆☆ (4/5)
システム ☆☆☆ (3/5)
アリスソフトの新作。遊べるエロゲのアリスの新作ということで発売が決まったときから期待半分不安半分といった作品だった。
戦闘システム自体は特筆するところはないが、シナリオの雰囲気やキャラは良質でハルウリとヒトカリの2つのパートに分けて遊びやすい作品。
全体的には良質な作品だが、同じことの繰り返しでダレやすいのと後半のシナリオが駆け足気味なのは気になるところ。
シナリオ
明るく雰囲気を感じさせる作品だが、やっていることは、独善的な支配を行う街の支配者たちを貶める為、街の女の子攫い、売春させ、それで得た資金によって活動を行うという、なんともらしい作品。
一貫して、所詮ガキの遊びの延長線といった雰囲気と結果なので、あってはいる。
別に面白くないわけではないが、よくも悪くも普通の範疇。
戦闘システム
バランス自体は上手く調整されている。バフデバフの重要性が高いのでヒロイン全員がどこかしらで役割を持てている上に、交代無制限でピンポイントに必要な役割を持ったキャラを使える。
距離の概念も交代のおかげでそこまで苦に感じず、敵の行動を予測して、どのキャラを使うといった考えられる要素になっている。
ハルウリ
資金源がこれ一本なので必須のシステムなのだが、うまい作りだと思った。
「ピルがきれてる」「妊娠しやがった」「こいつ壊れやがった」といった売春を経営しているクズのような感想が出てくるバランスはすごい。
バランス的に売れる娼婦を作り上げようとするより、ある程度使って駄目になったら入れ替えるほうが効率がいいため、嫌に生々しい。
キャラ
みんな可愛いしひどい目に合うやったね。基本的にみんな癖がなく素直に可愛いので、不快を感じるヒロインはいなかった印象。
ただ良くも悪くも普通なのでパンチ不足な感じはある。(ポルノがまあ変ではあるけど)
個人的にはお気にいりはヤミイちゃん。スポットじゃなくて、永久加入してくれ。
CG
原画1人な為ブレがない。質もよく文句なし。バトルのドットもやったとかお疲れさまです。エロいし可愛いしでいうことなしです。
総評
めちゃくちゃいいとはならないが、楽しめる作品。細かい部分は気になるが、さくっと遊ぶ分には良作