エロゲ好きの自由帳

エロゲ感想置き場。文章力は皆無

Charming Mate ~女王サキュバス育成日誌~ 

f:id:aisiaeroge:20191014165319j:plain

 

 とらいあんぐるの新作。特にゲーム性はなく、ほぼテキストを読み進めていくタイプのゲーム。CGの質やエロに関しては文句なしの高水準の良作。ただシステム周りがやや不便で、やっていてストレスが貯まる場面も。

 


あらすじ
何の変哲もない、平凡なとある日。
――――目を覚ますと、部屋に夢魔(サキュバス)がいた。

未熟な夢魔と従者の夢魔の二人組。
育ちたい夢魔と、それを手伝う夢魔

夢魔の成長とは『人間の男にとって最も理想的なクイーン』となること。
必要なモノは愛情,教養、そしてもちろんHなこと。

人間代表として、夢魔の育成人に選ばれた『あなた』。
同棲相手は『純情無垢な未熟サキュバス』。

Hなことで精気を与え、クイーンを目指す成長日誌。
魅力的な同居人との、奇妙な育成生活が始まった。

DLsiteより 

 

  抜きに特化したシステムとシナリオ。ヒロインであるメアとエッチなことをしながら、5種類のどれかのサキュバスに進化させるゲーム。システム関連ではショップ関係のUIの使い勝手が悪く、一個ずつしか購入出来ない、購入の度一番上まで戻されるため地味ながらイラッとする部分も。

 

システム

f:id:aisiaeroge:20191014171835j:plain

 ステータスはエロの解放条件や進化の条件になっている。基本的に上がって困ることはないので上げていけばいい。

 プレイではショップで10回買い物をするとショップのアイテムが増えるのでさっさと増やしておくと円滑に進む。

 尚ショップの購入判定は一度に複数買っても一回としかカウントされないので、買って店からでてもう一度買うと繰り返さないと回数が増えない。

 最初から所持金が多い上に、ミッションでも貰えるため、よっぽどの事がない限り資金は枯渇しない。

 

f:id:aisiaeroge:20191014172440j:plain

 

f:id:aisiaeroge:20191014172458j:plain

 

髪色はデフォ合わせて5種で初期からショップで購入可能。

衣装は4種好感度一定以上でショップに追加。

 

攻略関連

 シーン回収関係

 魅了一定以上、空腹一定以下系は基本休むコマンドの後に発生する。メアが発情していても魅了がMAXまで溜まっていなければGAMEOVERにはならない。

 ステータスの上げ方

 ショップ10回購入→ラインナップグレードアップ→追加教本購入→5回勉強で愛のムチ。

 これで勉強コマンドを使うだけで、知力、性技、好感度があがる。好感度の伸びは悪いのでプレゼントで上げてやるといい。

 淫乱はお香炊いてエロでおk。

 呼び名変更

 話すコマンド一回目で自分の名前を教えるイベ発生。その後呼び名変更が可能になる。お兄ちゃんや先生といった呼び名はデフォであるので名前入力は適当でも困らない。

 巨乳化

 教本購入済みでお触りコマンドでメアの胸を触り続けるとミッション報酬でget出来る。巨乳以上のほうが選べるエロの数は多いので、こだわりがなければ、パイズリ2種のちっぱいだけ回収したら巨乳化させとくと効率的。

 後でちっぱいには戻せるので戻したくなっても大丈夫。

 

 

種類

 

リトルサキュバス

 

f:id:aisiaeroge:20191014170031j:plain

 

 初期形態、デフォ。この状態から4つの形態へ分岐する。エロは割とオードソックスだが、やや女性上位パターン多め。

 

イノセントサキュバス

f:id:aisiaeroge:20191014170245j:plain


 処女のまま好感度を上げると分岐可能に。イノセントの名の通り純真無垢な少女モード。サキュバスかつ抜きゲーで処女プレイという狙わないとまず分岐出来ないのであろう形態。エロはイチャラブ系多めでS系のプレイはほぼ実行不可能になる。

 

パフュームサキュバス

f:id:aisiaeroge:20191014170548j:plain

 

所謂誘い受け系?。ステータス上げてると自然と分岐出来る様になってるイメージ。

匂い特化のサキュバスで、フェロモンで誘惑してくるタイプ。ややS気味のプレイも可能だが基本的には堕落させてくるようなテキストになる。

巨乳以上固定で貧乳はならない。

 

ミルキーサキュバス

f:id:aisiaeroge:20191014170840j:plain

 

 名前から大体察せるとおり、おっぱいサキュバス母乳あり。胸関係のプレイをひたすら行っていると分岐可能になる。胸を使って甘やかすようなプレイ多め。授乳手コキやパイズリでも母乳出るようになるのでその手のフェチの人には嬉しいところか。

 

リリムサキュバス

f:id:aisiaeroge:20191014171121j:plain

 ロリドS。無乳固定。分岐は恐らく好感度一定以下かつ他ステ高め?全体的にステータス高いデータでは分岐しなかった。

 男の性を搾り取るサキュバスを体現したような存在で男を家畜としてしか見ていない。M向け。この形態で特定のプレイを選ぶとそのまGAMEOVERになる。

 

クイーンサキュバス

f:id:aisiaeroge:20191014171545j:plain

 クイーンミッション全クリで分岐可能?。名前の通りの女王様。物腰こそ柔らかく見えるのものの中身はリリムと大差なさそうな形態。巨乳以上固定なのも相まって巨乳版リリムとも言うべき存在。リリム同様特定プレイでBAD。

 

エロ

手コキ、フェラ、パイズリ、足コキ、正常位、騎乗位等など基本的な部分は押さえている。またサキュバスらしい尻尾オナホや顔面騎乗位や授乳手コキといったややマニアック気味なプレイも完備。形態しだいではちんぐり返しとかもある。

基本的なテキストは同じだが形態毎にテキストも変わっており、凝っている。

 

総評

 サキュバスにエッチな事されたいという願望を叶える良質な抜きゲー。ゲーム的には面白いかと言われると微妙なところだが、エロゲとしては間違いなく良質。また、現在は新作割引キャンペーンで安くなってる上、過去作のサキュバスゲーの9割り引きクーポンついているのでお得。

 

www.dlsite.com

 

 

 

SHUFFLE!Essence+ 感想

f:id:aisiaeroge:20190929013454j:plain

 

総合評価   ☆☆☆★   (3.5/5)
シナリオ   ☆☆☆    (3/5)(キャラ)
キャラ    ☆☆☆☆☆  (5/5)
CG    ☆☆☆☆     (4/5)
音楽     ☆☆☆☆☆ (5/5)
エロ          ☆               (1/5)

 

 00年代エロゲ。基本的に明るい雰囲気のハーレム系エロゲ。ヒロインはみんな主人公の事大好きだし、失恋どうこうで暗くなることもない徹底したキャラゲー。やや描写不足な部分や年代的に古臭く感じる部分はあるものの、キャラクターは非常に良質で萌えゲーとしては質が高い。

 

シナリオ

 基本的にはノリが軽い萌えゲー。各ルートで結構重い展開もあるが直ぐに解決するのであまり気にならない。とはいえその重い展開での描写が足りないのでお話としては物足りなくなる部分も多い。また基本的に各ルートはそこまで長くないのでさくさく進む。(一部例外あり)ただこの設定でハーレム√ないのはもったいない。

 

キャラ

リシアンサス

 愛称はシア。なんというかtheヒロインといったキャラ。家庭的で、一途で、明るくて、お姫様と変化球はないストレート。可愛いキャラではあるのだが、他ルートで出番が少なかったり、他が濃いキャラな事もあり若干割食ってる感じはある。

 ルートでは、体を共有しているもう一人の人格であるキキョウとのお話。体を2人で共有するエンドと分離するエンドの二パターンがある。

 シアだけに限った話ではないが、神界が一夫多妻制な為、他ヒロインとくっついてもグイグイアプローチしてくる。

f:id:aisiaeroge:20190929014730j:plain

 

ネリネ

 清楚可憐、大和撫子、小柄だけど出るとこ出ててるとシアとはまた違った正統派。主人公の事を悪く言うと魔法ぶっ放す過激な一面もある。ちょっと天然入った美少女が自分にだけ色々と尽くしてくれるのはロマンだよね。

 スク水だったりメイド服だったりチア服だったり色々コスしてくれるのもその手の性癖の人には嬉しいところ。

 ルート的にはもうちょいリコリスの描写ほしかった。

 

f:id:aisiaeroge:20190929015756j:plain

 

 同居系幼馴染。主人公に尽くす事が生きがいとまで言い切るほどのラブっぷり。自分にだけ尽くしてくれる幼馴染。病的とまで思えるその献身性は過去話である程度納得できた。ただやっぱりそこの部分の回想はちょっとだけなのでもうちょっと欲しかったところ。ただそこまでやるとひたすら重い展開になっちゃうのでこのゲームの雰囲気には合わないか。

f:id:aisiaeroge:20190929020238j:plain

 

亜沙

 先輩ヒロイン。第一印象は割と飄々としてる感じ。前述の3人が開幕から好き好きオーラ出してるので逆に新鮮に感じる不思議。普段はからかってくる癖に自分がやられると弱いというのはこの手のキャラのお約束。強さと弱さのギャップが魅力でそこにやられた人も多そう。ちなみにいろんな意味で人気のアニメ版は彼女がヒロイン。

 ルートでは彼女の魔法嫌いの原因とその出生についてのお話。結構キレイにまとまってた印象。

f:id:aisiaeroge:20190929021411j:plain

 

プリムラ

 クーデレロリ。デレるまでは無口無表情、デレると甘えん坊。とにかくデレ前後のギャップが凄まじく可愛い。あざとい外見に加え、デレ前でも時折見える見かけ相応の反応など可愛い部分もあるが、デレると一気に甘えてくるので可愛すぎる。CVの北都南さんの演技も相まってこれでもかと萌え殺しにくる。

 ルートは彼女の境遇から別れなくてはいけなくなるというもの。最終的にベタでご都合主義だが、愛の力で思い出して丸く収まるというのはこのゲームらしくていいんじゃないかな。樹が優秀でかっこいいルートでもある。

f:id:aisiaeroge:20190929022136j:plain



以下追加ヒロイン

 一部とんでもなく√短いヒロインなどもいるので個人的に好きな2人だけ。

 

 幼馴染2号。√は他と比べると長め。一度振ってる為か距離の詰め方がもどかしくて読んでて結構楽しい√だった。清楚で一途、家事も得意で美少女とおよそ非の打ち所ない完璧美少女。学校が別なのも生きており、主人公に会いたいと一度あった場所に行ってっみたりと行動が一々可愛い。距離は近いが若干遠いという微妙な距離感の中でやりとりが非常に良く、シリアス展開はほぼないが楽しく読めた。

 男的にぐっとくる仕草やセリフが多くてこんなの好きにならないほうがおかしいかわいい。

f:id:aisiaeroge:20190929022932j:plain

舌出しかわいい

デイジー

 基本好感度高めから始まるこのゲームには珍しい開幕0スタートヒロイン。引きこもり気質で赤面症でポンコツ気味可愛い

 恋愛ゲームらしい、お互いを意識する展開からはじまり段々デレてくる過程がいい。最初こそ、つんつんしているが付き合ってからは2日に1日はデートする熱々っぷり、ゲーム好きだったりデレてからはだた甘だったりで可愛い。

 ルートもシリアス展開が半分ぐらいあるが、他と比べると丁寧でよりヒロインに対する感情が膨らむ良い具合だった印象。

f:id:aisiaeroge:20190929023029j:plain

 

CG

 質は悪くない、仕方ないが古く感じる部分も多い。とはいえ普通に可愛らしいCGも多くいい。個人的にはプリムラの着替えCGがデレ前デレ後がそれぞれあるのが嬉しい。こういった部分でヒロインの変化が感じられるのいいよね。

f:id:aisiaeroge:20190929024049j:plain

 

f:id:aisiaeroge:20190929024110j:plain

 

音楽

かなり強い。特に無印版と+版それぞれのOPは良曲。

 

エロ

 シーン少ない、CGもエロいかと言われると微妙。

 ないとは思うけど抜き目的には全く使えない。

 

総評

 キャラの可愛さを楽しむゲーム。他の部分は凡というか特筆すべき部分もない。ただそのキャラが非常に良いゲーム。そこまで個別が長いわけでもないのでスラスラ進むのも利点。

f:id:aisiaeroge:20190929024525j:plain

f:id:aisiaeroge:20190929024537j:plain

 

妹のセイイキ

f:id:aisiaeroge:20190920234723j:plain

 

総合評価   ☆☆☆☆   (4/5)
シナリオ   ☆☆☆☆   (4/5)(キャラ)
キャラ    ☆☆☆☆☆  (5/5)
CG    ☆☆☆☆☆  (5/5)
音楽     ☆☆☆      (3/5)
エロ          ☆☆☆☆     (4/5)


妹情報

f:id:aisiaeroge:20190921004821p:plain

名前:名瀬 ゆかな

実or義:実妹

呼び方:お兄ちゃん

背徳感:あり

CV      :秋野花

 

 

 

fengのロープラシリーズ第二弾。今回のヒロインは妹。お兄ちゃん大好き系妹なので糖分度は高め。なかひろさんライターらしい兄妹で星メモの千波とのやりとりを思い出す感じ。ギャグ的なやりとりも多いが2人の兄妹としてのつながりの強さも上手く描写されていていい。ちなみに彼女のセイイキはやってません。

 

シナリオ

 終盤のやや駆け足気味なシリアス展開以外は順当なキャラゲーといった感じのシナリオ。妹とアキバ行ったり、下着姿の妹とバカやったり、妹と一緒に旅行行ったり、お風呂入ったり、裸エプロンの妹を食べたり…etc。本気で主人公が羨ましくなるぐらい終始妹とイチャついてました。

f:id:aisiaeroge:20190921000520j:plain

実妹とアキバめぐりとか羨ましすぎでは

 妹との恋愛という点だと兄妹>恋人という描写が明確にあるのが個人的には非常にGOOD。この兄妹はあくまでもお互いが兄と妹としてお互いを愛し合っているので、兄妹としての一線を超えていてもその関係を大事にしているという部分が分かってるなぁと。

 また兄妹共に2人の関係が世間的に理解されないという事を理解しているのである程度の背徳感もある。兄もゆかなもそれを分かった上で自分の気持ちに正直になり回答を出している。

 ゲームの雰囲気的に重い展開はあまり合わないが、この手の描写を外すとただの倫理感欠落した兄妹になるだけなので丁度いいぐらいだったかと。

 兄妹と恋人の両取りというのは妹√だと割とベタな展開ではあるが、作中ではっきりと恋人以上の兄妹になりたいと兄妹という関係に重きを置いた回答が非常に私好みでした。

f:id:aisiaeroge:20190921005403j:plain

 

キャラ

名瀬 ゆかな

巨乳、実妹、淫妹(兄専用)、ツンデレ(ぶっちゃけデレデレだけど)の妹様。基本的にしっかりしてるんだけどポンコツというかアホの子感が抜けない印象。特に兄には好意が行き過ぎてボケボケ。そこがいいんだけど。ツン部分も序盤だけ、付き合い始めると終始デレデレ、某ゆめいろ淫妹に負けないぐらいの淫妹っぷりで、1日3回のエッチ制限に少ないと文句を言うほど、最高かな?しっかり者のアホの子という相反してる様な属性も上手く機能しており魅力が強まっている。

f:id:aisiaeroge:20190921001833j:plain

 

CG

 ロープラとしては質数共に文句なしの高品質。キスCGあるのもいい。立ち絵差分も多く不満箇所はほぼない。強いて言うなら裸リボンは普通のCGでも欲しかったのよな。(ギャグの雰囲気に合わせてSDだったんだろうけど。)HCG関係では表情がエロくて良い。

f:id:aisiaeroge:20190921003940j:plain

髪型差分多いのもいいよね



 

音楽

 普通。OPEDゆかなの声優である秋野花さんが歌っているのが嬉しい所。個人的にはOPがすごく好き。なんか中毒性あってずっと聞いている。

 

 

エロ

基本的なプレイは一通りはある感じ。ゆかながエロい事もあってエッチ関係も充実してて実用性が高い。後個人的な好みだけどおもらしあるのが非常にいい。振り袖や制服等の立ち絵差分でのHCGも完備してるのは嬉しい所。

 

総評

 質の高い妹萌えゲー。兄のシスコン度合いや妹の可愛さ等妹萌えゲーとしては期待以上に楽しめた。終盤のシリアス展開があんまりにトントン解決するのでやや拍子抜け感はあるが、良質なキャラゲー

 

f:id:aisiaeroge:20190921002806j:plain

 

素晴らしき日々~不連続存在~

f:id:aisiaeroge:20190830170230j:plain

 

総合評価 ☆☆☆☆☆ (5/5)
シナリオ☆☆☆☆☆(5/5)(シナリオ)
キャラ ☆☆☆☆☆(5/5)
CG  ☆☆☆☆(4/5)
音楽 ☆☆☆☆☆ (5/5)
エロ ☆☆☆☆(4/5)

 幸福はそれを望まなければ、絶望はない。

 多重人格、死生観、電波、狂気およそ明るいものとは無縁のドロドロしたもの。とにかく長く、あっという間に時間がすぎる作品。エロにおいてもレズ、ふたなり、薬漬けなど、一般的とは言い難い人を選ぶ要素も多い。だからこその魅力。

 

シナリオ

 とにかく長い。章刻みになっており、基本的には毎回視点が変わり、話が展開していく。鬱、陰鬱、グロ、小難しい系とスッキリする様な要素は殆どない。だが、だからこそ伏線やその回収は上手く。当初はわけのわからない電波的なシーンも後の伏線回収にきっちりつながっている。

 

 

 


 1部【Down the Rabbit hole】

 序章:ざくろの自殺に巻き込まれた由岐が主人公。

 書き割りの様なチープで…出来損ないの夢の世界とざくろが語る様に、本編の物語と比べると、あんまりにも平凡で幸せなセカイ。

 ざくろの会話との反応的にここでの由岐はおそらく新しい方の由岐か。由岐が元の世界に戻るか、それともこの幸せな日々のなかを生きるかを選択する物語でもある。

 由岐が若槻姉妹との日々を選択する⇒空の少女である羽咲を選ばない⇒夢から覚めない。

 さぐろと日々を通して夢から覚める作中通り

不思議の国のアリスの第1章の副題は「Down the Rabbit hole」

アリスはウサギの穴に落ちて、不思議な国へと迷い込んだが、由岐の状況をそれに比喩している感じなのかな。

 1章:新しい由岐が主人公。

 この章の時点だと概要は全く見えてこない。主人公達の中で最も蚊帳の外である新由岐が主人公なので当然なのだけど。この章の視点だと電波というよりホラー的な印象が強かった。あるはずのない他人(自分)の指紋。認識の狂った幼馴染。特に終盤の若槻姉妹の真実に気づくシーンはまんまホラー。

f:id:aisiaeroge:20190830230733j:plain


2章【I'ts my own Invention】

 間宮卓司が主人公。序盤においてはネット弁慶のいじめられっ子。途中救世主に覚醒してからは一転して自信満々に。

 かなり電波的表現が多いのが特徴的な章で同じ単語の繰り返しや、他者から見るとまるで理解を得られない様な思想、行動が多い。

 卓司

 この章の主人公。彼はなんというか臭いものに蓋をする様な生き方をしているなと。

 都合の悪いもの、見たくないものは忘れたり無かったことにしている。それが若槻姉妹という歪んだ形でそのまま出ているわけだ。

 覚醒した後は急に強くなるけどこれは当然元が彼の体なので知識を得たことによって上手く使える様になった。

 そもそも存在が前提からおかしい様なキャラなので√通してひたすら狂気を感じる。リルルといった外的要因はありはせど、彼は本当に救世主として人々を救うため信者を空に還す。死の不安を取り除く為に。

 まんまカルト教団の思想だよね。そもそも思想の出どころがカルト教団何だから当然なんだけど。

 

 希実香

  この章においてはもう1人主役と呼べる人物が存在する。

 それは希実香だ。彼女は虐げ続けられてきた弱者そのものであり凄まじく人間くさい。彼女自身も確かに狂ってはいたが、外的要因で狂った卓司や方舟の信者と違い、自発的に狂気に身を落としたように感じる。

 救世主の実態を演出と唯一知りながら唯一ホントに救世された、たった1人という存在。 

 彼女に取っての救いは自分とざくろを虐げた者への復讐、それに加えてざくろからの正当な憎しみ卓司の行動により彼女は本当に救世された。救世主は偽りであったとしてもその行動、計画は間違いなく彼女を救ったものであり、だからこそ彼女は救世主の元へ居た。

 また唯一彼女を個人として扱ったのも卓司であった。学校ではいじめと無視を受け、同じ境遇であったざくろとは対等な関係を持てず、彼女個人はどこにも居場所がなかった。そんな中卓司は唯一彼女に悪態や軽口をつきながら人として接していた。だからこそ彼女は薬の影響もあっただろうがどの章よりも明るく楽しそうだったのだろう。

 

f:id:aisiaeroge:20190905204211j:plain

 

優しさの痛み

 優しさというものはどんな状況、どんな相手からでも受け取ったら嬉しい宝のようなものでは決してない。自分の為を思い、自分の何かを傷つけて与えられる優しさはむしろ暴力より酷いものになる。特に希実香にとってのざくろは大切な存在であり、自身を写す鏡だった。ざくろは希実香と交流を持つことでいじめを受けるようになったがそれを一切恨まなかった。自分と同じ様な仕打ちを自分のせいで受けながら一切恨み言を言わず、希実香に優しく接していた。

 だがそれこそが希実香にとっては何よりも納得のいかない仕打ちだった。自分のやった事を恨まれず優しく普通に接する。恨み言すら与えられないのは対等な関係とは程遠く、人として扱われていないような感覚だったのだろう。

 

f:id:aisiaeroge:20190905204840j:plain

 だからこそ卓司の行動は彼女を救った。ざくろは彼女を恨んでいると断言し、瀬名川を殺し彼女を虫けらではなく人間として扱った。彼女が求めていたものを与えてくれた。

 ざくろの自殺で彼女にとっての素晴らしき日々にはたどり着けなかったが、彼女には救いがあったそんな終わり。

f:id:aisiaeroge:20190905204437j:plain



HAPPY

 最後の最後でお互いの恋心に気付くEND。作中でのこれが本当の呪いかもしれないというセリフがそのまま表に出てきた様な終わり。最後の最後、贖罪として空へ還す直前に気付くというあんまりにも遅すぎた自覚。今までやってきた事を投げ捨てる様な事も出来ず、最後の一瞬だけ報われる終わり。彼女の破滅願望的な部分が表に出てきてたENDだなあと。これだから好き。

f:id:aisiaeroge:20190905205648j:plain

 

 希実香の絶妙なバランスが素晴らしくてすば日々の中では一番好きです。

 


3章【Looking-glass Insects】

 ざくろが主人公。この作品において最も重要な分岐点となる章。

描写としては主にざくろと間宮くん(由岐)との関係とざくろへのいじめが中心。

 

間宮くんを選ぶか希実香を選ぶか

 結局彼女の結末が変わったのはこの選択の差だったのかなあと。身も蓋もない言い方をすれば色ボケした結果薬漬けでレイプされたと。

 実際問題希実香と向き合わず間宮くんに夢中になっていた結果、ハンバーガーショップの場面において、ざくろ彼女の手を引くという選択肢を取れなかった。かといって希実香を見捨てる事も出来ずどっちつかず状態になり結果薬を服用させられる。そこから彼女は唯一の味方であった希実香を失い、エスカレートしたいじめに狂い強姦される。最終的には前世の仲間という繋がりに流され、根拠のない儀式を完遂するために自殺する。

 

f:id:aisiaeroge:20190905211539j:plain

 希実香の言う通り自分の意志で動かずなんとなくで流されていった結果彼女は大事にしていたものを全部失い取り返しのつかないことになってしまった。

 彼女にとって間宮くんとの時間はそれこそ夢の様な時間でそこに長く居すぎた。だからこそ汚された時に一気に揺り戻しが来てボロボロに崩れてしまった様に感じた。

 

 希実香と向き合った場合、希実香のやり取りもあり自分の意志で希実香を助け立ち向かうという選択をとる。またざくろでだけでなく、希実香も今までの諦めていた態度から一変、殺すつもりで反撃することに決める。ここではざくろだけでなく同じ様に虫けらに甘んじていた希実香が人に戻る√であるように思う。間宮くん(皆守)との交流や助けもあって一連の騒動は解決し、彼女たちは素晴らしき日々と至る。但し彼女たちがこの結末に至るという事は皆守や羽咲は救われず終わりという事と同義である。

 

f:id:aisiaeroge:20190905213248j:plain

 

4章【Jabberwock】

  悠木皆守が主人公。ここからは今までの伏線を回収していく√となる。ここでは間宮の多重人格について触れられており、3人それぞれの役割についても触れられている。

 ここは本当に今までの回答を出しているといった感じで別段こうでは?といった部分はない印象。何はともあれ羽咲が可愛い。

悠木皆守

 この章での役割は「英雄」と「破壊者」。破壊相手は勿論間宮卓司。由岐が途中で生まれ変わる関係上、唯一羽咲を正しく認識出来る人格となる。今までの主人公と比較すると真っ当に主人公している。過去の記憶はない為、間宮皆守としての記憶はなく、自分はあくまで消え去る存在だと考え行動している。この章はそんな彼が羽咲の元に戻ると、自分が残って羽咲を守ると決意する。後の展開から考えるとやっぱり羽咲という存在はどんな人格においても彼に取っては大切なものだったんだろうなって

f:id:aisiaeroge:20190905233123j:plain

 

 

 5章【Which Dreamed It

 羽咲が主人公。4章の裏側といった感じのシナリオで他と比べるとかなり短めの章。

間宮卓司という存在に関する真実。兄妹でありながらやけに距離を感じる羽咲から卓司への感情をはじめ今までの真相について触れていく。

 

間宮羽咲

 間宮卓司の双子の妹にして、間宮皆守の妹。他2人と違いやけに卓司への感情が希薄に感じるのはまあ当然の事でしたね。兄の本当の人格である皆守に恋心を抱いている。全部分かってから彼女を見るとひたすら不憫に感じる。愛していた兄は死んだはずの人格に乗っ取られていて、由岐は自分の事を正しく認識出来なくなってるし、皆守は自分の兄であった事を忘れているし。皆守にとっては最も大切な存在でだからこそ彼女を救うことこそ重要な事だったり。

f:id:aisiaeroge:20190905234139j:plain

 

間宮皆守

 間宮卓司が中心であるという前提がそもそも覆る事実。体は間宮皆守であり、卓司の死で狂った母が原因で自分が卓司であると思い込む様になる。ただ卓司の人格は生前と大きく変わっており、これが2章の通り、母親が原因なのか皆守の抵抗が原因なのか。

 卓司

 前提として死んだ卓司が乗り移ったとする。作中だと殆ど主人格の様な扱いだが本来の主人格である皆守の考えが入ってるような部分が感じられた。

 3つの人格のうち水上由岐こそが間宮卓司の理想の人格であるという発言について、そもそも由岐と卓司に生前まるで接点がない上、卓司が乗り移ったと考えると由岐も乗り移ったと考えるのが自然なのでこの考えに卓司が至る可能性が殆どない。

 ざくろの死という事件がなく、卓司が救世主として覚醒しなかった場合は新しい水上由岐が間宮卓司となる。生前の卓司を見ると他の人間に譲るような思想であるとは思えない。

  しかし皆守の思想として考えると由岐の人格が理想というのは納得がいく。卓司が乗り移るが、根底の主導権は皆守にあったと考えるべきか。

 悠木皆守

 実は間宮皆守だったとして悠木皆守は一体何だったのかという話。一応過去の記憶を思い出せるので間宮皆守には違いない。由岐と違い発言にフィルターがかからないのも本来は主人格だからだったりするのかな。もしくはお前は間宮卓司から発生した人格だという刷り込みの為にそういう風になっていたのかも。

 

 6章【JabberwockyII

 過去編。全ての始まりのお話。序盤こそ微笑ましい話だが、父の死辺りから不穏な空気が漂い始める。また世界に生まれるといった事をはじめとした要素も盛り込まれている。

 

生きることは祝福され呪われる

 4章であった赤ん坊の下りは由岐が語った話。

 神様なんて世界にいない

それどころか、この世界に生まれるのは呪いに似たものだって・・

だってさ、死んじゃうんだからさ

どんな幸せな時間も終わる

どんな楽しい時間も終わる

どんなに人を愛しても・・どんなに世界を愛しても・・

それは終わる

死という名の終止符を打たれて・・

だから、この世界に生まれ落ちることは呪いに似たものだと思ってた・・

だって、幸福は終わりを告げてしまうのだから・・

それが原因なのかさ・・何度か同じような夢見てたんだよ・・

  

 どんな楽しい事だって、どんな幸せな時間だっていつかは死という終わりを迎える。

 どんなものだって死によって終わってしまう。そんな世界に生まれ落ちる事は呪いなんじゃないのか?生きる意義はあるのか?

 

 幸福に生きよ

 神様は万能だけど何もしない、ただ幸福に生きよと命令するだけだ。

 神は人に幸福に生きよと命令した。それは神が人に幸福に生きてほしいと願っているからこそだ。生は呪われている。動物と同じ様に死を知らないくせに死を知る人間はだからこそ絶望する。だからこそ生を呪う。

 

 だからこそ人は、言葉を手に入れた

空を美しいと感じた

良き世界になれと祈るようになった

言葉と美しさと祈り

三つの力と共に素晴らしい日々を手にした

人よ、幸福たれ!

幸福に溺れることなくこの世界に絶望することなく

ただ幸福に生きよ、みたいな  

 

 でもだからこそ人は美しいものを手に入れた。その生は確かに呪われたものであるが、それと同時に祝福されたものでもある。

 

f:id:aisiaeroge:20190906002632j:plain

 

素晴らしき日々(END)

 このEDは皆守が語る様にバカが、バカなりに愛した人間の幸福を考えた結果 ともいうべき結末。物語として一番キレイな終わり方をしており、人よ幸福に生きよという考えた方に寄り添った終わり。

 

 間宮琴美

 諸悪の根源。彼女が後少しでも賢ければこの物語は無かったとも言える。

 彼女は純粋過ぎた。家族を愛していた。そして何より無能だった。他人から見れば あんまりにもバカバカしく、狂った行動を救いとし信じ夫や家族を裏切り全てに裏切られた。

 すば日々においては原因である彼女すらただの悪として扱えない。決して許されない行為だとしても彼女は彼女なり幸福に生きようとした結果がこれなのだ。

 皆守が言うように彼女の問題は無知で無能でバカ正直だったこと。

f:id:aisiaeroge:20190906003734j:plain

 

 向日葵の坂道 (END)

 端的に言うと由岐END。かなりご都合主義感が強い√で、まあ細かい事は良いんじゃない?といった終わり。それでも彼らにとっては幸せな日々には違いない。

 かわいい実妹とお姉ちゃんとキャッキャウフフ。

 HDの追加シナリオはこのEDのアフター。

f:id:aisiaeroge:20190906004209j:plain

 

終ノ空Ⅱ(END)

 あらゆる時間軸、場所に存在した水上由岐の存在について触れるEND

 作中で登場した由岐は

  1. 羽咲を庇って死んだ由岐(故人) 
  2. 皆守の記憶に存在した由岐
  3. 記憶のない由岐(1章)
  4. 序章でざくろとぶつかった由岐
  5. 彩奈と会話している由岐(終ノ空Ⅱ)

 ここから仮定を通し考察していくEND。

 仮定1:水上由岐は間宮皆守が作り出した人格の一つ 
 仮定2:水上由岐は過去実在した人物。魂が間宮皆守に宿った 
 仮定3:音無彩名は由岐の夢の産物 
 仮定4:由岐は音無彩名の見ている幻覚。存在していない 
 仮定5:すべて高島ざくろの自殺に巻き込まれた由岐が見ている夢

 

f:id:aisiaeroge:20190906005136j:plain

 

仮定7はかなり暴論であるようにも思うが彩奈の正体がヨグ=ソトースであったり集合的無意識であったりする可能性があるので全く無いとも言えないのが困る所。

 

 個人的には由岐の魂は同一である説が気持ち的にも一番納得できるので仮定2を推したいところ。

 

キャラ

 割愛シナリオのとこでも書いたので飛ばします。

 

CG

 ピアノ演奏のCG等きれいなCGもあるが、それ以上にグロというか狂気的なイラストも多い。死体ざくろが迫ってくるCGは演出も合って夜中にやっててかなりドキッとした。

 

エロ

 ノーマルな純愛セックスとかほぼねえよ。だがそれがいい。リルルちゃんをふたなりにしたのは最高の高。他にも強姦と百合とか普通にエロかった。

 

総評

 評判通りの名作。かなり人を選ぶがその分面白く時間忘れてプレイ出来る。文句の付け所がない。この記事だとあまり触れていないがキャラも可愛い。お気に入りの希実香以外には羽咲が好き。かわいい。

妹がエロゲー声優だったんだが

f:id:aisiaeroge:20190903000113j:plain

 となこいとか大泉くんのおぅんごぅる先生のサークルの同人ゲーム。内容はまんまタイトルの通り。普通に仲が良かった兄妹が妹が実はエロゲ声優だったのをきっかけにエッチな事をしちゃうゲーム。

 

内容

 幼児体形で大人しい妹が実は自分がファンの声優でえっちな事をしてくれるという性癖と欲望全開の作品。ゲーム内容はほぼエッチシーンだけで構成されてるしそういう事。おぅんごぅる先生がテキスト書いてるのでホントえっちで素晴らしい。オタクのツボ分かってるよなあほんと。憧れの声優とのエッチ、実妹とのエッチで二度うまえっちだ。

f:id:aisiaeroge:20190903000721j:plain

 

システム

 基本的なノベルゲームにあるような設定はほとんどある有能。他に特徴的なシステムとして妹の声優名義とその愛称を自分で設定できる点がある。まじもんの声豚の方は自分の好きな声優の名前とかにして遊んでみてもええんでない?(迷惑かけなければだけど)

f:id:aisiaeroge:20190903000950j:plain

 

エロ

 若干女性上位気味。淫語攻めとか多いエッチだ。妹の幼い外見と声で搾り取られるのが非常にシコくて良き。後妊娠ワードも多い。ライターさん好きだよね妊娠。

 原画的なエッチさはスク水の質感がえっちすぎてたまらなかった。エッチシーンに私服以外にスク水、ミニスカサンタと衣装多めなのも素晴らしい。

f:id:aisiaeroge:20190903001417j:plain



総評

 これほんとにワンコインでいいの?となるぐらい色々詰まったいい作品。ちゃんと妹フルボイスだし原画キレイだしテキストもエッチだしで言うことなし。ただエロが9割な作品なので日常描写とか目当てに買うのは避けたほうが無難。そんな人がいるかは知らないけど。

 

 

オマケ

 同キャラの音声作品もあるんですよね。

f:id:aisiaeroge:20190903002016j:plain

割引効いてるし両方買わさせていただきました

9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ

f:id:aisiaeroge:20190901072530j:plain

 

総合評価                             ☆☆☆☆       (4/5)

シナリオ(シナリオ寄り)☆☆☆      (3/5)
シナリオ(キャラ寄り)   ☆☆☆☆        (4/5)
キャラ                                ☆☆☆☆☆  (5/5)
CG                             ☆☆☆☆☆     (5/5)
音楽                              ☆☆☆☆        (4/5)
エロ                              ☆☆☆            (3/5)

 

 4部作3 作目。敵も味方も明確になり物語として面白い部分に当たる今作。ヒロインである春風と主人公のやり取りが今まで薄かった分そのやり取りも新鮮味があり退屈しない。物語の面白さ、ヒロインの可愛さ、サブキャラの良さ等かなり良質でキャラゲーとしてはかなり完成度が高いと感じた。

 

シナリオ

 前作で中立以上仲間未満といった感じだった春風がヒロイン。前作で少しでていたポンコツっぷりがいい意味で浮き彫りになっていた。この手のコミュ障ヒロインはキャラとしては可愛いのだけど他が介入しないと中々物語が進みにくいのだが、別人格を上手く使っている印象。

 前作で明らかに怪しさを醸し出して与一とソフィがラスボスかと思いきや、味方っぽいやつがホントの黒幕まあよくあることですね。チームで戦い、敵との共闘、主人公、ヒロインの覚醒等熱い展開も盛りだくさん。

 

キャラ

香坂春風

 コミュ障、オタク、、妄想癖、むっつりというかオープン?スケベの清楚系巨乳とかいうぼくのかんがえたさいきょうのひろいんスペック。実際可愛いんだからオタクってちょろいわ。表人格のコミュ障ヒロインの初々しい反応や別人格の母性あるお嬢様系の反応で二度おいしいのも強い。打ち解ける度に色々反応を見せてくれる様になるのでほんと可愛い。恋人になってからはっちゃけまくって性癖全開だったり、自称エロい(実際エロい)のでそういう意味でも強い。お泊り時の普段着は裸ワイシャツ

 

f:id:aisiaeroge:20190901074730j:plain



 能力は想像具現化。望む現実を実現するとかいうチート。ラスボスの能力やんけ…。燃費が悪い、過程がぐちゃぐちゃになる、流石になんでもかんでもは無理と制約はあるけど十分以上にえげつない。実際覚醒した戦闘では味方全体に別枠バフかかってたようなもので、相手を退けていた。

 

f:id:aisiaeroge:20190901074807j:plain

 

九條都

 序盤はシナリオの展開上出番少なめ、中盤ぐらいからは味方として出番増。恋愛関係では春風に意識されてたりもするがぶっちゃけ対して関わらない。序盤に春風とイチャついてる主人公みてちょっと不機嫌になるぐらい可愛い。

 戦闘面ではめちゃ空気。基本戦闘開始時に戦闘不能にされるので最後の最後まで出番なかったり。まあやってることは重要だし、彼女の能力は使えるとそのまま勝ちに直結するので仕方ないんだけど。

f:id:aisiaeroge:20190901075237j:plain

 

新海天

 妹様。動かしやすいのか結構ちょくちょく出てくる。他が基本天然ボケなので、割と常識人枠説はある。というかツッコミ回らないと行けないような状況もたたある。自虐を絡めつつボケたり冗談を言ってくれるのでいい具合にバランス取れてるかなあって。春風先輩相談に乗ったりしてあげたり面倒見はいい。ある意味一番しっかりしてる。

 戦闘面では都同様開幕ノックアウト。普通の使い方は戦闘に不向き。前作のような相手に使う場合は加減間違えると一撃必殺でやや扱いにくいので仕方ないのかな。っていうかこんなんばっかやんけ。

f:id:aisiaeroge:20190901075817j:plain

 

結城希亜

 厨二病だしオタクよなというまあそういう娘。春風とは趣味が通じていい関係になる。一歩引いてた前作までと比べ、仲間を叱咤しそのまま覚醒まで持っていったりと中々活躍。猫好きだったり可愛らしい部分も出てきたりと次作が楽しみな感じ。

 戦闘面では早々ノックアウトする元メインヒロイン達とは違い最後まで立っている。主人公は春風は抵抗力が強いという設定がある中、彼女は文字通り根性で踏みとどまっている。熱血系キャラかな凄いけど。能力はまだ全容は出てないが、発動までに3プロセス必要。実際に使ったのが束縛と雷を落とすような攻撃。単純に破壊力が高いような描写もあった。

f:id:aisiaeroge:20190901080417j:plain

 

与一

 ラスボスというかライバル枠?助っ人枠?な友人枠。実は敵だったぜ!というのは前作の時点で分かってたので割合。彼の闇の部分は今作ではそこまで描写がなかったので次作にあるのかな。敵の敵は敵理論で助っ人。色々言いつつも主人公にアーティファクト託したりと役回りとしてはおいしい。

f:id:aisiaeroge:20190901080808j:plain

 

司令官

 厨二病杉田ってだけでキャラ立ち過ぎな敵枠。意外と可愛いとこあったりで憎めないやつ。心配しつつも自分だけは与一の味方でいると決めてるのは普通にかっこいいんじゃないですかね。与一やゴーストの下位互換だけど本体性能も相まって普通に強いお方。

f:id:aisiaeroge:20190901081141j:plain

 

ゴースト

 まさかの主人公の相棒枠。アーティファクトの幻体なので見かけは一緒でも中身は与一の時とは違うらしい。実際口は悪いが残忍性は鳴りを潜め、普通にいいヤツになっている。主人公とのやり取りは結構好きなので次作でもいっぱい出てくれるといいなあ。

f:id:aisiaeroge:20190901081407j:plain

 

総評

 高水準のキャラゲー。順当に出来が良いといった感じ。一番の難点は分割の発売間隔。これ一年周期は流石に遅すぎる。後半に行くほど面白くなっていくが、シナリオ的上で特に都が割食ってる感は否めない。最初のぶつ切れ感が尾を引いちゃってる。

 

9-nine-そらいろそらうたそらのおと

f:id:aisiaeroge:20190831211847j:plain

 

総合評価                             ☆☆☆★       (3.5/5)

シナリオ(シナリオ寄り)☆☆☆      (3/5)
シナリオ(キャラ寄り)   ☆☆☆☆    (4/5)
キャラ                                ☆☆☆☆  (4/5)
CG                             ☆☆☆☆☆ (5/5)
音楽                              ☆☆☆        (3/5)
エロ                              ☆☆☆        (3/5)

 

 4部作2作目、あくまで起だった前作と比べ、物語は進んでいくため読み応えは結構あった。特にメインヒロインである天は前作同様の良い感じでやり取りが心地いい。また明確に敵の姿が出てきたり主人公が前線で戦う様になったりと異能力バトル部分も熱さが感じられた。

 

シナリオ

 今回も全部解決!といった終わり方ではないがそらいろ内での問題は解決してるため前作ほど消化不良感はない。やっぱり明確に敵を倒していたのがよかったのかな。

 評価点はやはり天とのやりとり、いい意味でうざく可愛く、主人公とのやり取りがほんと読んでいて楽しい。ヒロイン単体としても良いんだけど兄妹のやり取りがやっぱ良すぎる。またシリアス展開においては天が消滅しかけるが、そこから奮い立って決戦に向かう主人公という熱い展開に繋がるので邪魔な感じはなかった。

f:id:aisiaeroge:20190831212903j:plain

キャラ

新海天

 実妹。お兄ちゃんに恋心抱いてました系。本人が割と勢いで押し切ってくるので背徳感とかは特にない。というかそういう風になりそうになってもやり取りで流しきってる印象。まあこの兄妹だとこれでいいんだけど。正史の方だと紙袋被って初体験手前までいったり最中に舌打ちされたり、お前ほんとにヒロイン扱いかしてもらえてるんか?といった扱いを受けてたり。

 前作時点だと自分や味方の存在感を消すといった能力だったが、成長すると相手の存在すら消せるとんでも能力だった。バニシュデスかな。

 友達妹系で可愛いです。はい雑に扱われているのも可愛い。

f:id:aisiaeroge:20190831213502j:plain

 

九條都

 今作は脇役というか、彼女はこれからもこんな感じかな。天との関係ができる前までは本命みたいな形なのもあって扱いは別段悪くない。とはいえ前作以上掘り下げがあるわけでもなかったので相対的には空気。

f:id:aisiaeroge:20190831213738j:plain

 

香坂春風

 前作はほとんど掘り下げがなかったが今作で少し掘り下げが入った先輩。コミュ障人格と女王様人格の2つ持ち。オタクが好きそうなヒロイン。彼女の本番は次なのでそれを楽しみにしていきたい感じ。

f:id:aisiaeroge:20190831214017j:plain

 

結城希亜

 ヒロインその4。強キャラ臭醸し出してた前作だが、実は厨二病。主人公のセリフ借りるなら割とアホの子。ひょんな事から同じチームの仲間として行動するようになりめでたくメインメンツに、セリフ端々から出てくるポンコツ臭から思ったより可愛い印象になった

f:id:aisiaeroge:20190831214327j:plain

 

ゴースト

 今作のラスボス枠。強キャラ臭というか実際強キャラ。瞬間移動に石化の魔眼加えてゲート・オブ・バビロン的な槍のアーティファクト持ち。好戦的で残忍と絵に書いた様なヒールキャラ。死に際まで徹底的に悪役だったので逆にそれがいい。

f:id:aisiaeroge:20190831214628j:plain



新海翔

 相変わらずの男子学生っぷり。今作は妹がヒロインな事もあり妹を守るお兄ちゃん的な部分が大きかった。終盤で戦う能力を手に入れ決戦に向かうシーンは主人公してて良い。能力ぜんぜん違うけど泥臭い戦い方や声がそけぶなのでめっちゃ主人公してる。

 

CG

 前作同様のクオリティ。肝心なシーンでは一応動いてくれるのもいい感じで画集としても優秀。

総評

 前作の盛り上がりのなさは今回は感じなかったのでいい具合に面白かった。ただやはりまだ折り返し地点なので面白くなるのはこれからかなという印象。

 正直このシリーズは全部出てからやったほうがいい