恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9" 感想
総合評価 ☆☆☆☆ (4/5)
シナリオ ☆☆☆☆ (4/5)(キャラ)
キャラ ☆☆☆☆☆ (5/5)
CG ☆☆☆☆ (4/5)
音楽 ☆☆☆☆ (4/5)
エロ ☆☆ (2/5)
女装×ガンアクションの恋楯のリメイク作品。10年以上前のゲームが今になってリメイクされるだけあって、質は上々。女装潜入、ボディガード、ガンアクション、お嬢様学校と要素山盛りだが、そのどれもが邪魔にならず上手く噛み合っている。
シナリオ
評価点
一癖も二癖もあるヒロインたちに振り回されながら、女性苦手な主人公がボディガードをするお話。特に主人公が魅力的で、女装主人公あるあるの可愛らしい外見に、段々と女性で居ることに馴染んでいく葛藤に加え、ボディガードとしての主人公らしいかっこいい活躍。これはシナリオでも活きており、無駄シリアスになりそうな場面も、設定と噛み合ったシーンとアクションのおかげで、むしろ楽しく読める為無駄がない。
ヒロインについても、メイン3人はお嬢様、護衛対象、癖があると属性の重複があるが性格や環境で差別化されており、~の劣化というイメージはない。
追加の2人についても、護衛対象のメインと違い、同業者(開幕から性別バレ)、元ラスボス枠と単純な守る対象から背中を任せる事が出来る相手という差別化がされている。
問題点
シナリオ上は、やや共通が退屈なのとヒロインが物分り良すぎるぐらい。ヒロインに関しては、納得できるだけの交流はあるので、ちょっと気になる程度ではある。
他としては、戦闘シーンの演出は迫力不足かなあと、武器がほとんど写り込まないのと顔面カットインが多様されるのが少し気になるところ。
キャラ
どいつもこいつもキャラが濃い、メインヒロインだけではなく、サブキャラも濃い。特に課長と笹塚の男2人は特にそうで、一度プレイすれば忘れられない程。
またヒロインの中では、唯一の立場である有里と設子が魅力的。この2人は共通で他ヒロインよりデレが少ないのもあって個別の破壊力は抜群。特に設子。
お嬢様トリオも好きなんだけどやっぱり、この2人が好き。
CG
色使いもキレイだし全体的に高品質だと思うけど、エロ関係はなんとも
エロ
女装主人公ならエロで顔を写してくれという個人的な趣向の問題的に全く使えない。数は多いわけではないが、極端に少ない訳でもないのでこんなものかと。
音楽
OP2種が特にいい。他も戦闘の臨場感に一役買ってる。
総評
色々な要素が上手く噛み合っている良作。単純にキャラが可愛いだけではないのも良い。